13.ヨーグルトNOMUY(特定非営利活動法人 土田の里)
さっぱりとして飲みやすいのむヨーグルトNOMUY
かわいらしいパッケージが目を引くのむヨーグルトNOMUYは、2004年に障害者福祉サービスを目的として立ち上げられた、特定非営利活動法人 土田の里さんから販売されている商品です。
第2回全国ヨーグルトサミットin真庭にも出品されるヨーグルトですが、他県の方は知らない方も多い商品のはず。そこで今回は、さっぱりとして飲みやすいと評判ののむヨーグルトNOMUYのおいしさに迫ります。
洗練された原材料のみ使用
現在土田の里で販売されているのむヨーグルトは、牛乳由来のNOMUYとヤギ乳由来のNOMUYの2種類。どちらも原材料は生乳と砂糖のみという、潔いまでのシンプルさが特徴的です。
生乳そのものを飲んでいるかのような贅沢なコクに、ヨーグルトらしいさっぱりとした酸味が加わり、最後の一滴までのみやすいのむヨーグルトになっています。
一般的なのむヨーグルトよりもとろみがあるので、食べるヨーグルトに近い感覚もあります。生乳感とほどよい甘さで、一本で満足感が得られるのむヨーグルトです。
時間をかけて発酵させて濃厚に
シンプルな原材料を活かすために、発酵は12時間もの長い時間をかけて、じっくりとおこなわれます。温度は低めの30度の条件に設定することで、生乳の風味を殺してしまうことのない味わい深いのむヨーグルトが完成。
NOMUYシリーズの独特の粘りは、この低温度・長時間の発酵による自然なものなので、安心して飲むことができますね。
リニューアルされたばかりの新パッケージ
NOMYOの可愛らしいパッケージは、実は2019年の5月にリニューアルされたばかり。シンプルイラストのヤギと牛が丘をのびのびと散歩しているようなデザインの容器に、のむヨーグルトが詰められています。
製品作りを通して社会貢献を
土田の里さんでは、ヨーグルトの他チーズの製造や、バラ苗の生産、いちご農園の経営など、多くの商品の生産を障害者就労支援事業の一環としておこなっています。
障がい者の方たちにも働きやすい環境を
障がい者の方々が働きやすい環境作りにも力をおいています。例えばバラ園ではあたらしい栽培技術を習得するために農場に赴いたり、農業に関する障がい者雇用促進ネットワークのセミナーに参加したりと、常に働く環境を新しく見直し、誰もが働きやすい環境に整えています。
おいしい製品を作るためには、安心、安全な働く環境から整えることが大切であると考え、つねに働く環境を見直し続けています。
各方面からの助言、監修により支えられる工房
物づくりを始めるときは、知識に長けた専門の方に監修に立っていただき、安心・安全な物作りを心がけています。
チーズ作りの際は大学院農学研究科の齋藤 忠夫先生から指導・助言をいただき、製造に反映。
今回、第2回全国ヨーグルトサミットin真庭に出品するのむヨーグルトでは、岡山大学環境生命科学研究科の宮本拓先生と相談しながら開発しています。ヨーグルト作りに大切な乳酸菌スターターについて何度も意見交換をおこなった末、現在ののむヨーグルトNOMUYができあがったのです。
のむヨーグルトNOMUYを、ヨーグルトサミットで飲もう!
シンプルな原材料に絞って作られたのむヨーグルトNOMUYが、岡山県の真庭市蒜山にやってくる!とろみ感があり食べる感覚も楽しめる不思議なのむヨーグルト、気になる方はぜひご来場ください。
土田の里ののむヨーグルトNOMUYがのめるのは、9月29日の日曜日です!
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