15.なな子さんヨーグルト（砂谷株式会社）

健康な食品は健康な土作りから

ヨーグルトを作るために欠かせない生乳。生乳がとれるのは、もちろん乳牛。そして乳牛を育てるのに大切なのは、飼料よりもまずは土作りであると真摯に酪農に向き合っている企業さんが、砂谷（さごたに）株式会社さんです。

今回はヨーグルトサミットで販売される、砂谷株式会社さんのなな子さんヨーグルトのおいしさのルーツを、土作りまで遡って調査しました。

土作りからこだわった自家牧草で牛を育てる

乳製品を作る前に、まずは土作りから。愛情と手間ひまを牛にかけて作られているのが、広島県で愛されている「砂谷牛乳」です。日本では乳牛を海外の乾燥牧草で育てることがほとんどですが、砂谷牛乳では自家牧草での飼育にこだわっているそう。

自社の有機資源を活用した循環型システムを導入することで、質のいい牧草を作り、理想的な農業体系を実現。もちろんその分手間はかかりますが、健康な牛を育てるためには整った土環境は欠かせません。

たった「5%」しかない牛乳

草地酪農が育んだ生乳は、パスチャライズド処理がおこなわれてから出荷されます。

一般的にスーパーに並んでいる牛乳は保存牛乳とよばれ、120度以上の高温で生乳を殺菌することがほとんど。実に販売されている飲用乳は、95%が保存牛乳です。保存牛乳は保存がきくかわりに、いい菌まで死んでしまうといったデメリットがあります。

たいしてパスチャライズド牛乳は低温のかわりにじっくりと時間をかけて殺菌する製法のことで、善玉菌を死滅させない、カルシウムやタンパク質などの栄養分を変質させないといったメリットがあります。

砂谷牛乳さんではパスチャライズド牛乳にこだわることで、おいしい生乳の風味をそこなうことなく製品化を実現。高い乳質を保った商品のみを地域の方々に届けています。

鮮度を保てるエリアのみ宅配

砂谷株式会社さんでは、宅配のサゴタニ牛乳という名前で、エリアを絞って乳製品の宅配もおこなっています。保存の利かないパスチャライズド牛乳は、あまり遠くまで配達すると鮮度を保つことができません。

たとえ配達エリアが厳選されてしまっても、砂谷株式会社さんはおいしさと安全性を優先しています。牛乳一本から、そして土作りから本気で考える砂谷株式会社さんの牛乳やヨーグルトは、地元の枠を超えて愛される商品となっています。

7種類の菌を配合した「なな子さんヨーグルト」

贅沢な砂谷牛乳を使って作られたなな子さんヨーグルトには、なんと7種類もの菌が配合されています。大腸、そして小腸まで届くように考えて配合された菌たちが、おいしくヨーグルトを食べて健康的なおなかをサポートしてくれます。

腸にやさしい菌＋オリゴ糖

なな子さんの名前の由来は、7種の菌からとられているんだそう。菌の種類は企業秘密ということで公開されていませんが、腸までしっかりと届く菌を含んでいるので、お腹の調子を整えたいときにぴったり。

さらに加糖タイプは腸内細菌を増やす役割を果たすオリゴ糖を加えることで、さらに健康的な腸内環境に導いてくれる一品に仕上がっています。

まろやかでリッチな口どけヨーグルト

砂谷牛乳が80%以上も含まれているなな子さんヨーグルトは、一口食べるとリッチな味わいが口いっぱいに広がります。クリームチーズのようななめらかな口どけと程よい酸味、ミルクのナチュラルな甘みを一度知ってしまうと、もう市販のヨーグルトには戻れないほど。

「土作りからこだわった本気のヨーグルト」なんてフレーズ、聞いただけで食べてみたくなりますよね。

パッケージにかわいい秘密も？

なな子さんヨーグルトシリーズには、パッケージにも可愛らしい秘密が。パッケージをよ～く見てみると……。うっすらと見えてくる乳酸菌由来のなにかが見えてきます。笑

なな子さんヨーグルトをヨーグルトサミットで食べてみよう！

味だけではなくパッケージも楽しめる、なな子さんヨーグルト。広島県の方には馴染み深い一品かもしれませんが、食べたことがない方はぜひ第2回全国ヨーグルトサミットin真庭にお越しください。

砂谷株式会社さんのなな子さんヨーグルトが食べられるのは、9月29日の日曜日です！岡山県で食べられるチャンスをお見逃しなく。

・砂谷株式会社