ノコギリを上手に扱え！木材カット選手権

素早く木材を切る迫力満点のイベント

2019年9月29日に岡山県真庭市で開催された第2回全国ヨーグルトサミットin真庭では、来場者に「食」以外も楽しんでもらうためにさまざまなミニイベントを同時に開催しました。
その中でも特に大きな盛り上がりを見せたのが、ノコギリを使って大きな木をカットする迫力満点のイベントです！ルールはいたってシンプル。しっかりとした年輪が浮かぶ太めの木材を、ノコギリを使っていかに早く切り落とせるかを競う内容です。

「力仕事なら任せとけ！」腕に自信のある、頼りがいのある男性陣に参加してもらいました！

スムーズに木材が切れず難航者続出

「日ごろからDIYをやっている」「日曜大工が趣味！」という方でもなければ、意外とノコギリの扱いは難しいものです。押して切るのではなく引いて切るを意識するとスムーズに切れるのですが、スピードを意識するとなかなかうまくいきません。
最初は調子よく切り進んでいても途中で歯が食い込んでしまったり、斜めにズレていき余分な時間がかかったりする方が続出！思わず、応援する側にも熱がこもります。

白熱した勝負の中、重量のある木材が“ゴトリ”と落ちた瞬間には「おお～～」と大きな歓声があがりました。

「ヨーグルト×木」という一風変わった組み合わせのイベントではありましたが、たくさんの観客に見守られながらイベントは大成功に終わりました。

イベント用の木材は地球にやさしい間伐材を使用

ちなみに、年輪が美しいこちらの木材は、地元でとれた間伐材(かんばつざい)を使用しています。間伐材とは簡単に説明すると、森林の健康を守るために間引かれた木材のこと。
適切に間伐を行っている森林は、放置しているだけの森林と比べて豊富な土壌がつくられ、ほかの植物、木々たちが活性化します。間伐材を適切に利用することは、地域の森林の健康を守るだけではなく、地球温暖化防止の手助けにもなるのです。
真庭市は持続可能な開発のための目標であるSDGsのモデル事業に選定されている市として、ヨーグルトサミットなどの地域イベントを通じて中山間地域の未来を守る活動を続けていきます。